【2025年版】初心者必見!ESTAの基本と申請手順を徹底解説

こんにちは!
「娘と旅する。」ブログのもいパパです
アメリカへ旅行するにはESTAという電子渡航認証が必要ですが、初めて聞くと手続きが複雑で不安に感じる方も多いかもしれません
ESTAはオンラインで簡単に申請できますが、正確な情報と準備が不可欠です
この記事では、ESTAの基本的な仕組みや申請手順、注意すべきポイントを丁寧にご紹介します
少しでも安心して準備が進められるお手伝いができれば幸いです
ESTAとは
ESTA(エスタ)とは、米国国土安全保障省(DHS)が2009年1月12日から義務化している米国の電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)です
日本国籍者は米国のビザ免除プログラム(VisaWaiverProgram)の対象であるため、米国に短期間滞在する場合は査証(ビザ)が免除されますが、代わりにESTAによる渡航認証を受けなければなりません
米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで申請し、認証を受けます
ビザ免除プログラムは38ヵ国の市民が、ビザ無しでの90日以下の商用または観光目的での米国への渡航を可能にするプログラムです。それに対し、これらの38参加国は、米国市民及び国民がビザ無しで、それらの国々に同様の期間での商用または観光目的での渡航する事を可能にしています。
申請時期
在日米国大使館は、航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることを推奨しています
出発日当日にESTAを申請する場合、搭乗前に渡航認証を取得できないリスクが生じます
承認されたESTAを持っていない海外旅行者は搭乗を拒否されますのでご注意ください
申請費用
全てのビザ免除プログラム(VisaWaiverProgram) 渡航者は、ESTA申請時に21ドルの申請料金を支払わなければなりません
申請料金はESTA申請サイトを通してクレジットカードで支払うことができます
有効期限
ESTAは通常一度認証されると2年間有効で、米国への複数回の渡航が可能です
ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になりますのでご注意ください
申請方法
ESTAの申請方法について解説します
- パスポート
- クレジットカード
- 米国での滞在先住所と電話番号
- 現在または最後の勤務先住所(就労経験ありの場合)
1 サイトにアクセス
2 新規作成
3 申請者情報を入力
4 渡航情報を入力
5 適格性についての質問
6 申請内容の確認
7 支払い
8 承認の確認
①サイトにアクセス
公式サイトまたはモバイルアプリ「ESTA Mobile」(App/GooglePlay)から申請することができます
言語は切り替えることができますが、回答は全て英語で記入しなければなりません

②新規作成
「新規に申請を作成する」から「個人による申請」を選択して進みます

免責事項などを確認してさらに進みましょう
③申請者情報を入力
入力フォームの中で、★印は必須項目です
名前、性別、生年月日、出生地、パスポート情報、国籍、両親の名前、あなたの連絡先を入力します
電話番号の日本の国番号は81、その後に最初の0を省いて残りの番号を続けて記入します
就労経験があれば、勤務先の名前と住所を入力して、次に進みます
④渡航情報を入力
米国への渡航目的が乗り継ぎであれば「はい」、最終目的地であれば「いいえ」を選択します
米国が最終目的地の場合、アメリカ国内の連絡先、親戚や友人、同僚の情報を入力します
知人がいない場合、滞在するホテルの情報でもOKです
次に、緊急連絡先情報を入力します
これは日本と米国どちらでも問題ありません
入力が完了したら次に進みます
⑤適格性についての質問へ回答
「はい」または「いいえ」を選択します
全ての質問への回答が必須です
「質問内容に関する証明」にチェックを入れて、次に進みます
⑥申請内容の確認
各項目ごとに入力した情報に間違いがないか見直して、「確認&続行」をクリックします
入力ミスがあれば、このページで変更することができます
最後にもう一度パスポート情報、名前、生年月日を入力して次に進みます
⑦支払い
申請費用は21ドルです
免責事項にチェックを入れて、「今すぐ支払う」をクリックします
日本のクレジットカードを使う場合、自動的にドルから円に換算されます
支払い手続きが実行されたら、申請完了です
⑧承認の確認
支払い時に表示される申請番号を使って申請の審査状況を確認することができます
ESTAのホームページにある「既存の申請を続行する」の「個人による申請」から確認しましょう

結果は3日以内に出ます
注意点
ESTAによる渡航認証を受ける際に、注意しておくべきことがあります
パスポート失効で無効
ESTAは一度許可されると2年間有効となりますが、2年以内にパスポートの期限が切れる場合はパスポートの有効期限日をもって無効となるのでご注意ください
また、渡航者がパスポートを新規に取得したり、名前・性別・国籍のいずれかを変更した場合や、前回ESTAを申請した際の適格性質問(はい、いいえ)の回答に変更が生じた場合も再申請が必要です
以前に許可されたESTAが有効かどうかは、パスポート番号、生年月日、申請番号を使ってオンラインで確認することができます
代行サイトに注意!
「ESTA 申請」などでネット検索すると、ESTAの公式サイトに似たデザインの代行サービスのサイトが出てくるので注意しましょう
ESTAの申請を自分で行う際は、手数料21ドル以外かかりません
しかし、代行サービスを利用すると、申請費21ドルに加えて高額な手数料が発生します

代行は合法的なサービスのため、事後に消費者センターに訴えてもお金が返ってくることはありません
また、代行サービスがESTAの申請を行ったとしても、代行先が誤った情報を入力してしまえば、申請に失敗する可能性も考えられます
さらには、代行申請をしていない偽サイトに引っかかってしまった場合、手続きが全くされておらず渡航できない危険性もあります
ESTA申請は、できる限り公式サイトから行いましょう
最後に
いかがでしたでしょうか
ESTAの手続きは一見複雑に思えるかもしれませんが、事前に必要な情報をしっかり把握しておけば、スムーズに進められます
この記事が皆さまの参考になれば嬉しいです
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それでは!