【2025年改悪】Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの大改定|これは続けるべき?年82,500円時代のリアルな評価と判断

Marriottアメックス、大幅改定。内容は「実質改悪」
こんにちは!
「娘と旅する。」のもいちゃん家族です
2025年8月、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードの特典内容が大きく見直されました
年会費の値上げ、ポイント還元率の引き下げ、プラチナエリート取得条件の厳格化…
全体としては、誰にとってもマイナスが大きい改定です
それでも私たちは、このカードをあえて継続することにしました
この記事では、改定内容の整理と、なぜ継続を選んだのかを冷静にまとめてみました
アメックスカードを継続するべきか、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです
改定の概要と変更点まとめ
🔍 改定の主なポイント一覧
項目 | 改定前 | 改定後 | コメント |
---|---|---|---|
年会費 | ¥49,500 | ¥82,500 | 🔥 +33,000円。インパクト大 |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降:¥24,750 | 1枚目無料 2枚目以降:¥41,250 | +16,500円の値上げ。かなり痛い |
無料宿泊特典 | 年150万利用で、50,000pt+15,000pt追加可能 (最大65,000pt宿泊) | 年400万利用で、75,000pt+15,000pt追加可能 (最大90,000pt宿泊) | 上限アップだけは改善と言える |
プラチナエリート資格 | 年400万円利用 | 年500万円利用 | 取得難度UP。高所得者向けに |
ポイント還元率 | 国税1.5% 公共料金3.0% 事業決済3.0% | 国税0.5% 公共料金0.5% 事業決済0% | 固定費系がほぼ壊滅 |
新特典 | 特になし | ダイニング優待(ポケットコンシェルジュ) | 微妙。活用できるかは人次第 |
改悪ポイントを深掘り解説
🧨 年会費&家族カードの値上げ
82,500円は国内カードでも最高水準クラスの年会費!
しかも、家族カード2枚目以降は24,750円 → 41,250円に値上げです

家族で複数枚運用していた層にとっては、実質「戦略崩壊」に近いレベル…
📉 ポイント還元の大改悪
これまで公共料金や事業決済でも高還元を狙えたのがこのカードの強みでした
支払いカテゴリ | 改定前 | 改定後 |
---|---|---|
公共料金 | 3.0% | 0.5% |
国税 | 1.5% | 0.5% |
事業決済 | 3.0% | 0%(付与なし) |
国税や固定費でポイントを貯めていた人は、もはやこのカードを使う理由がありません
🏨 無料宿泊特典は改善もあり
条件こそ400万円利用と厳しくなりましたが、

ポイント宿泊の上限が65,000pt → 90,000ptにアップし、ハイグレードホテルも視野に入るのは◎。
上位カテゴリのホテル(都内ラグジュアリーホテル、海外のリゾートなど)も選べるようになり、使い方次第では年会費分を回収することも可能です
📉 プラチナエリート取得の条件アップ
400万円 → 500万円利用にハードルアップ。この100万円の差は、小さくありません
ただし、プラチナエリートの特典(朝食無料・ラウンジアクセス・レイトチェックアウトなど)は依然として非常に強力です

500万円の決済が見込める人なら、依然として狙う価値あり
それでも私が継続を決めた4つの理由
ここまで改悪ポイントを挙げていきましたが、冷静になって私たちが継続を決めた理由をまとめてみました
✅ 通常&ホテル利用でのポイント付与は据え置き
- 通常利用:3.0%
- マリオット系列ホテルでの支払い:6.0%
この基本性能は変更なし。日常生活や旅行で使う分には、依然として強力です
✅ プラチナエリートは依然として魅力的
- 無料朝食
- ラウンジアクセス(食事、アルコール、菓子など)
- レストランや館内施設の無料券・割引券
- 最大16時のレイトチェックアウト など
プラチナエリートになりさえすれば、年2〜3回の宿泊で元を取れる特典の価値があります
✅ マリオットに年3回は泊まるライフスタイル
贅沢なホテルステイを楽しみたい私にとって、マリオット系ホテルは外せません
無料宿泊特典(最大90,000pt)やプラチナ特典を加味すれば、年会費以上の価値を生み出せると判断しました
✅ マイル移行は高還元のまま
Marriott Bonvoyポイントは、ANAやJALを含む多数の航空会社のマイルに3:1のレートで移行可能です
60,000ポイント移行ごとに5,000マイルのボーナスも従来通り適用され、
実質 60,000pt → 25,000マイル(いわゆる1.25倍レート)となります
今回の改定でも、この移行レートとボーナス制度に変更はありません

マイルを重視する人にとって重要な「据え置き」ポイントです
解約・見直しを検討すべき人の特徴
以下のいずれかに当てはまる場合、解約や見直しを検討すべきだと思います
- 年間利用が500万円未満
→ プラチナエリート資格を得られず、最大の特典を活かせない - 公共料金・税金・事業決済が主な利用目的だった
→ ポイント還元率が改悪。大幅に損 - 家族カードを2枚以上発行
→ 年間コストが+4万円超増加。家族全体での運用が非効率に - マリオット宿泊が年1回未満
→ 無料宿泊特典やプラチナ特典の恩恵が少なく、ポイントも貯まりにくい - プラチナ特典(朝食・ラウンジ・レイトチェックアウト等)に魅力を感じない
→ 年会費に見合う価値を感じにくい
結論:厳しい改悪、だが「継続は戦略的にアリ」
いかがでしたでしょうか
正直、今回の改定は「擁護不能」レベルの改悪だと思います
ですが私たちのように、
- 年500万円以上の決済が見込める
- マリオット系ホテルに年3回以上宿泊
- ラグジュアリーな体験に投資価値を感じる
というタイプにとっては、「渋々ながらも、まだギリで元が取れる」という結論になりました
この改定を機に、カードとの付き合い方を見直す人も多いはず
本当にこのカードが自分のライフスタイルと合っているのか。冷静に見極めるタイミングにしてみてはいかがでしょうか
それでは!