【2026年最新】ETIASとは?ヨーロッパ旅行で必要?開始時期・料金・申請方法をやさしく解説
こんにちは!
「娘と旅する。」のもいちゃん家族です
ヨーロッパ旅行の準備をしていると「ETIAS(エティアス)」という言葉を見かけることがあります
アメリカ旅行でESTAが必要なのは有名なので、「ヨーロッパも何か特別なビザが要るの?」と気になりますよね
そこで今回は、日本人旅行者向けにETIASの概要と、いつから必要か、何をするのか、いくらかかるのかをまとめてみました
ETIASとは?
ETIASは、EUが導入予定の欧州渡航情報認証制度です
日本を含む、これまで短期滞在でビザ免除だった旅行者に対して、渡航前にオンライン申請し、渡航認証を取得する仕組みです
イメージとしては、ヨーロッパ版ESTAに近い制度で、米国のESTAと同様、ETIASはビザそのものではありません
ただし、導入後は事前認証がないと渡航できないため、実務上はかなり重要になります
👉似た名前の「ESS(欧州出入国システム)」については、こちらの記事で解説しています

日本人旅行者は手続きが必要?
結論として、日本人旅行者もETIASの対象です
つまり、制度が始まったあとにETIAS対象国へ観光など短期滞在で入国するなら、原則として事前にETIASが必要になります
ただし、現時点(2026年1月)ではETIASはまだ運用開始していません
そのため、今すぐ手続きは不要です
いつから必要になる予定?
運用開始時期は、2026年第4四半期(10〜12月)と案内されています
具体的な開始日は、開始の数か月前にEUから案内されると思いますが、春〜夏に旅行する人は、まだ不要の可能性が高いです
ただし断言はできないので、出発前に必ず公式情報を確認してください
ETIASが必要な国
ETIASは、シェンゲン圏を中心とした国へ観光などの短期滞在で入国する場合に必要になる予定です
2026年1月時点で公式に示されている対象は30カ国です
- アイスランド🇮🇸
- イタリア🇮🇹
- エストニア🇪🇪
- オーストリア🇦🇹
- オランダ🇳🇱
- ギリシャ🇬🇷
- クロアチア🇭🇷
- キプロス🇨🇾
- スイス🇨🇭
- スウェーデン🇸🇪
- スペイン🇪🇸
- スロバキア🇸🇰
- スロベニア🇸🇮
- チェコ🇨🇿
- デンマーク🇩🇰
- ドイツ🇩🇪
- ノルウェー🇳🇴
- ハンガリー🇭🇺
- フィンランド🇫🇮
- フランス🇫🇷
- ブルガリア🇧🇬
- ベルギー🇧🇪
- ポーランド🇵🇱
- ポルトガル🇵🇹
- マルタ🇲🇹
- ラトビア🇱🇻
- リトアニア🇱🇹
- リヒテンシュタイン🇱🇮
- ルクセンブルク🇱🇺
- ルーマニア🇷🇴
サンマリノ、バチカン、モナコは「対象国リスト」には入らない
サンマリノ、バチカン、モナコは旅行先として有名ですが、ETIASの公式な対象国リストには含まれていません
ただし実際の移動はイタリアやフランスなどのETIAS対象国を経由するため、イタリア・フランスにETIASが必要な以上、日本からサンマリノ、バチカン、モナコを訪れる場合はETIASの申請が必要となります
イギリスとアイルランドは対象外
この対象国リストに、イギリスとアイルランドは含まれません
申請内容
申請は、公式サイトまたは公式アプリから行う想定です
入力する内容は、外務省の案内だと以下のような項目です
- 基本情報(氏名、生年月日、出生地、国籍、住所など)
- パスポート情報
- 就労先または在学先
- 渡航・滞在計画
- 犯罪歴、紛争地域への渡航歴、入国拒否・強制送還の履歴などの適格性情報
入力項目が多く感じるかもしれませんが、形式としてはESTAに近いです
入力ミスがいちばん怖いので、落ち着いて正確に入力するのが大事です
料金はいくら?
ETIASの申請料金は、1人あたり20ユーロです
申請は1件で複数人まとめて行うことはできず、家族旅行でも渡航者それぞれが申請する必要があります
ただし、18歳未満と70歳以上は手数料が免除されます
そのため子連れ旅行の場合も、子どもは申請自体は必要になりますが、費用は無料になる見込みです
有効期間はどのくらい?
ETIASは最長で3年間有効です
ただし、パスポートの期限が先に来る場合はパスポート期限までが有効期間になります
パスポートを更新したら、ETIASも取り直しが必要です
どれくらい前に申請すればいい?
初めての制度で手探りになるので、直前ではなく余裕を持って申請するのが安全です
公式情報でも、航空券や宿を買う前に、早めに申請しておくことが推奨されています
実務の目安としては、少なくとも出発の数週間前
できれば旅行の大枠(航空券・ホテル)を確定させる前に申請しておくと安心です
注意点
パスポートとの連携
ETIASはパスポートに紐づくため、申請に使ったパスポートと同じパスポートを持って渡航する必要があります
有効期限が切れて更新したパスポートだと、搭乗できない可能性があるので注意してください
入国の事前承認ではない
ETIASを持っていることは入国を保証するものではありません
入国審査で通常の条件を満たさない場合は、入国を拒否されることがあります
入国の予約券ではなく、事前チェックの通行証くらいのイメージでいましょう
偽サイト・代行サイトに騙されないで
ETIASは注目度が高いぶん、紛らわしいサイトや代行サイトが出やすい分野です
申請が始まったら、必ず公式サイト(公式アプリ)から手続きするのが安全です
ESTA同様に、高額の手数料を上乗せする代理サイトが出てくる可能性があるので注意してください
偽サイトで手配すると、そもそも手続きが完了しておらず、入国できない場合があります
最後に
ETIASは、ヨーロッパ版ESTAといわれる事前渡航認証制度です
ただし2026年1月時点ではまだ始まっていないため、今すぐの手続きは不要です
今後、開始時期や運用ルールが更新される可能性があるので、旅行が近づいたら外務省やEU公式サイトで最新情報を確認してください
情報が更新されたら、この記事も随時アップデートしていきます
参考リンク(公式)
外務省(ETIASの概要)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html
EU公式(ETIASの概要)
https://travel-europe.europa.eu/en/etias
EU公式(申請の対象者)
https://travel-europe.europa.eu/en/etias/about-etias/who-should-apply
欧州委員会(ETIASの案内・運用開始時期や料金)
https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/smart-borders/european-travel-information-authorisation-system_en
