【2025年最新】MPCアプリは誰が使える?ESTAとの関係・利用条件をわかりやすく解説!

こんにちは!
「娘と旅する。」のもいパパです
アメリカ旅行で「入国審査をもっとスムーズにしたい!」と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのが、MPC(モバイル・パスポート・コントロール)というアプリ
待ち時間を大幅にカットできる便利ツールですが、実は 誰でも使えるわけではなく、厳密な利用条件があります
特に多くの日本人が利用する ESTA(電子渡航認証)との関係がややこしく、
「何回目の渡航から使えるの?」「新しいESTAを取った場合は?」と迷う方も多いはず
この記事では、2025年時点での最新情報をもとに、MPCの利用条件を徹底解説!
ESTA利用者が どのタイミングでMPCを使えるのかを、パターン別にわかりやすく整理しました
MPCとは?

Mobile Passport Control(モバイル・パスポート・コントロール)は、アメリカ入国時の手続きをスムーズにしてくれる公式アプリサービス
米国国境警備局(CBP)が提供しており、スマホアプリで入国情報や税関申告を事前に入力しておくことで、空港到着時にMPC専用レーンを使ってペーパーレスで入国できます
通常の入国審査に並ぶよりも待ち時間が大幅に短縮され、特に家族連れや旅行リピーターには強い味方です
なお、「ESTAの申請方法」や「MPCアプリの使い方」など、関連する入国準備の記事もご用意しています
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MPCを利用できる人は?【利用条件と注意点】
MPC(Mobile Passport Control)は便利な入国審査アプリですが、誰でも使えるわけではありません
特に日本人観光客の多くが使うESTA(電子渡航認証)においては、「2回目以降の渡航者」という制限があります
そこでこの章では、MPCの利用条件と、「自分が使えるのかどうか」を具体的に解説します
MPCを利用できる渡航者(公式発表)
CBPのウェブサイトによると、MPCを利用できる対象者は次の4つ:
- アメリカ市民(U.S. Citizens)
- アメリカ永住者(Lawful Permanent Residents)
- カナダ国籍のB1/B2ビザ保有者(Canadian B1/B2)
- ESTA申請者で、かつ「2回目以降の渡航者」(Returning Visa Waiver Program Applicants)
ESTAの人は「2回目以降の渡航」じゃないと使えない?
この4つの中で、日本人観光客の多くが該当するのは「ESTAを使って渡航する人」
つまり、「2回目以降のアメリカ旅行」になって初めて、MPCが使えるようになります
ただしここで混乱しやすいのが、「どこからが“2回目”扱いになるのか?」という点
以下のパターン別に、わかりやすく解説します
渡航が2回目以降とは?
結論として、初めてESTAの認証を受けて、初めて米国に行く人はMPCを利用できない、つまり、ESTAで認証を受けて一度渡航をしたことがあればMPCを利用できると覚えておきましょう
この前提を元に、以下のパターンに分けて解説します
- 初めてESTAの認証を受けて1回目の渡航
- 初めてESTAの認証を受けて2回目以降の渡航
- 期限の切れたESTAの認証を再度受けた場合
- パスポートの期限が切れた場合
①初めてESTAを取得して【1回目の渡航】 ❌ MPC利用不可
これは最も基本的な制限です
ESTAを取得して初めてアメリカへ渡航する人は、MPCを使うことができません
MPCの対象は、「Returning Visa Waiver Program Applicants(再訪問するESTA渡航者)」であり、初回の渡航者はReturningに該当しません
②初めてのESTAで【2回目以降の渡航】 ⭕ MPC利用OK
初めてのESTAでアメリカに一度渡航し、その後もう一度(2回目以降)渡航する場合は、MPCの「Returning」に該当します
この場合、ESTAが有効期間内であればMPCの利用が可能です
③ESTAの期限が切れて【再申請した場合】 ⭕ MPC利用OK
ESTAの有効期間は2年間。期限が切れた場合は新しく申請し直す必要があります
このとき、「新しいESTAになった=1回目」ではありません
アメリカへの渡航歴が1回以上あれば、新しいESTAでもMPCは利用可能です

当然、ESTAでの渡航歴があることが前提です
④パスポートの有効期限が切れて【新たに取得し直した場合】 ⭕ MPC利用OK
パスポートが切れた場合、それに紐づいていたESTAも無効になります
→ ESTAも新規で取り直しが必要になります
ですが、こちらもアメリカ渡航歴があれば問題ありません
パスポートとESTAの組み合わせが新しくなっても、「渡航歴」があればMPCは使えます

当然、ESTAでの渡航歴があることが前提です
まとめ:MPCは「2回目以降」から使えると覚えよう!
状況 | MPC利用可否 |
---|---|
ESTAで初めてアメリカ旅行 | ❌ 使えない |
ESTA取得後の2回目以降の旅行 | ✅ 使える |
ESTAを再申請して旅行(渡航歴あり) | ✅ 使える |
新パスポートで再申請(渡航歴あり) | ✅ 使える |
このように、「渡航歴があるかどうか」が判断のカギです
アメリカ旅行の前に、「自分はMPCが使えるか?」をこの表でチェックしておくと安心です!
最後に|MPCを上手に使って、アメリカ入国をスムーズに!
いかがでしたでしょうか
MPCは、アメリカ旅行の入国審査をぐっとスムーズにしてくれる便利なサービスですが、利用には「2回目以降の渡航」などの条件がある点に注意が必要です
「自分は使えるのかな?」と不安な方も、本記事で紹介したパターン別の解説を参考に、事前にチェックしておくと安心です
「娘と旅する。」では、ESTAやMPCの使い方、ハワイ旅行の準備・現地情報なども多数ご紹介しています。よろしければ以下の記事もぜひご覧ください!
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