子連れヨーロッパ旅行|長時間フライトの対策と機内の過ごし方
こんにちは!
「娘と旅する。」のもいちゃん家族です
ヨーロッパ旅行でいちばんのハードルは、やはり「長時間フライト」
特に子連れの場合、国内やハワイ旅行の比ではないほど体力を使います
今回の記事では、私たちが実際に羽田からフランスまで14時間のフライトを想定して準備している内容をまとめました
実体験をもとに、どんな点が大変だったのか、どうすれば少しでも楽にできるかを紹介します
👉1歳児とハワイに行った時のフライト体験も記事にしているので、そちらもどうぞ!

6つのポイント
娘のもいちゃんは0歳、1歳、2歳の時にハワイ旅行を経験し、3歳の今、フランス旅行に行く予定です
そんな私たちが長期フライトで意識しているポイントは以下の6つです
- トランジットより「直行便」がおすすめ
- 座席選びとバシネットのリアル
- 出発前は「空港で遊ばせて疲れさせる」
- 耳抜き対策はしっかりと
- おもちゃ・おやつ・動画の準備
- 親も無理をしない
それぞれについて説明します
1. トランジットより「直行便」がおすすめ
ヨーロッパ路線では、安いチケットだとトランジット(乗り継ぎ)便が多いですが、子連れなら迷わず直行便を選ぶべきです
羽田からパリまでは約14時間
一方で、乗り継ぎを挟むと短くても20時間前後
その間に空港での移動・乗り換え・待機があり、親も子も確実に疲れます
価格だけ見ればトランジットのほうが安いですが、実際には「疲れで初日がつぶれる」可能性も高く、体力的な損失のほうが大きいです
たとえ夜着になっても直行便を選んだほうが、旅全体の満足度は確実に上がります
安い便よりも「一気に着ける便」を選ぶのが、子連れヨーロッパの鉄則です
2. 座席選びとバシネットのリアル
子連れフライトでは、座席をどうするかがとても大切です
2歳以下であっても、できれば席を1つ確保するのがおすすめ
長時間の抱っこは、親の体力が本当にもたないからです
バシネット(赤ちゃん用ベッド)は便利そうに見えますが、実際には相性があります
私たちの娘のもいちゃん(当時1歳後半)は、バシネットでまったく寝てくれませんでした
動き回りたがって飛び出してしまいそうで、落ちるのが心配…
結局ずっと抱っこすることになり、親もほとんど眠れませんでした

ぐっすり寝てくれるタイプの赤ちゃんなら快適ですが、動きたい盛りの子には向かないこともあります
また、バシネット席は壁前の限られた場所にしか設置できません
航空会社に電話でリクエストするのが確実です

エールフランス、ANA、JALは最前列席に取り付ける仕組みです
そのほか、通路側の席や、トイレが近くて混雑の様子が見える席もおすすめです
おむつ替えや立ち歩きがスムーズにできます
3. 出発前は「空港で遊ばせて疲れさせる」
機内で子どもにぐっすり寝てもらうためには、出発前の過ごし方が重要です
空港には、子どもが遊べるキッズスペースがある場合があります
特に国際空港ならかなり整備されているので、事前に場所を調べておきましょう
早めに空港に着いて、ベビーカーに乗せっぱなしにせず、自分で歩かせるのもおすすめ
少し疲れさせておくことで、機内では自然と眠くなってくれます
搭乗前に軽く食事を済ませておくと、離陸後すぐ寝かしつけモードにも入りやすくなります
👉空港での子連れ家族の過ごし方について、こちらの記事で詳しく紹介しています

4. 耳抜き対策はしっかりと
離陸と着陸のタイミングは、子どもがぐずりやすい時間帯
耳が痛くなるのを防ぐために、あらかじめ準備しておきましょう
- 赤ちゃん:ミルクや母乳を飲ませる
- 幼児:ジュレタイプのジュースやストローマグで飲む
- おしゃぶりも有効
泣いてしまっても「痛いんだな」と思って落ち着いて対処するのがポイントです
また、最近の大型機(Airbus A350・Boeing 787など)は機内気圧や湿度が改善されており、耳の痛みが起きにくい構造になっています
もし選べるなら、こうした新しい機材の便を選ぶのもおすすめです
👉月齢・年齢ごとのフライトの秘訣について、こちらの記事で詳しく解説しています

5. おもちゃ・おやつ・動画の準備
長時間のフライトを乗り切るには、「飽きさせない工夫」が欠かせません
わが家では以下のものを持ち込みます
- お気に入りのぬいぐるみ(安心感がある)
- 新しいシール(サンリオ・ディズニーキャラクターでテンションUP)
- 細かいパーツが落ちやすいおもちゃやパズルはNG
おやつは「時間つぶし+ごほうび」の最強アイテム!
事前に一緒に選んで、“おやつタイム”をイベント化することでご機嫌もキープできます
動画は、Amazon Prime Videoなどで事前ダウンロードしておきましょう
機内のエンタメは操作が難しかったり途中で止まったりするため、子どもにとってストレスになります
Wi-Fiがなくても再生できるよう、オフライン再生を設定しておくのが安心です
👉機内で役に立つアイテムについて、こちらの記事で詳しく紹介しています

6. 親も無理をしない
子連れフライトは「子どもを静かにさせよう」と頑張りすぎると、あっという間に疲れます
完璧を目指さず、「泣いても大丈夫」「寝られなくてもOK」という気持ちで挑むのが一番です
子どもが寝たタイミングで、少しでも自分も目を閉じる
ネックピローやアイマスク、軽食(パンやエナジーバー)を持っておくと、短い休息時間でもリフレッシュできます

周りの目を気にしないよう、あえて子どもマークのある座席の近くを選んだこともあります
7. まとめ|「完璧を目指さない」が最強のコツ
ヨーロッパまでのフライトは、親も子も体力勝負
でも、直行便を選び、空港で遊ばせて、機内では“寝る時間”を作るだけで、負担はぐっと軽くなります
泣いても、騒いでも、それはみんな通る道
「それでもちゃんと旅はできる」と思って臨めば、フライトもきっと思い出になります。
機内を乗り切れば、そこからは楽しいヨーロッパの時間が待っています
焦らず、力を抜いていきましょう
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