【緊急時も安心】ハワイ旅行での子どもの病気・ケガ対策

Aloha!
「娘と旅する。」のもいパパです
家族で楽しむハワイ旅行は素敵な思い出になる絶好の機会ですが、子どもを連れて行くとなると、ケガや病気が心配になりますよね
特に海外では、日本のようにすぐに病院へ行けなかったり、慣れた薬が手に入らなかったりすることも…
私たちも0歳児を連れたハワイ旅行を経験し、「万が一」の事態に備えることの大切さを実感しました
そこで、旅行前に知ってほしい子どもの病気やケガへの対策を紹介します!
旅行前に備えておくこと
備えあれば憂いなし!
私たちが旅行の前に確認していることはこちらです
海外旅行保険に加入
安心して旅行するには、海外旅行保険への加入は必須だと思います
大人なら多少の体調不良は市販薬で乗り切れるかもしれませんが、子どもはそうはいきません
高熱や脱水、食物アレルギーなど、小児特有の症状に対応できる保険を選ぶのをおすすめします
また、現地での支払いが不要となるキャッシュレス診療対応の保険なら、現地での負担を軽減できます
手元の現金では払いきれない医療費でも立替えの必要がなくなり、お金の心配がなくなるだけでも助かるのではないでしょうか
なお、クレジットカードに付帯する保険がある場合でも、保険の適用条件(航空券をそのカードで購入する必要がある等)や補償額を確認して追加の保険も検討しましょう
小さな子どもを連れて病院に行く場合、スムーズに受診できるかが重要です
契約内容をしっかり確認し、保険会社と提携している病院のリストを印刷して持参しましょう
現地の病院をチェック
旅行中に病院へ向かうことを想定し、事前に現地の医療機関を把握しておくことが大切です
特に、日本語対応が可能な病院や、海外旅行保険と提携している医療機関をチェックしておくと、万が一の際に安心です
旅行先の大きな病院や自分が加入する保険会社の提携病院を確認し、対応できる診療科や診療時間を調べておきましょう
また、受診時の支払方法やキャッシュレス対応の有無を確認しておくとスムーズです
それでも不安な方は、行く可能性のある病院について以下の点も調べておくことをおすすめします
- どの程度の医療行為に対応しているか
- 日本人医師が常駐しているか
- 通訳サービスはあるか
- 実際に利用した人の口コミや評判はどうか など
提携病院をチェック
日本の保険会社と提携している病院であれば、日本語対応や現地での支払いが不要となるキャッシュレス診療対応が多いため、受診の際はなるべく提携病院を優先しましょう
提携病院をリストアップして一覧表を作成しておくことをおすすめします
リストには、病院名、住所、電話番号、緊急時の対応可否、日本語対応の有無、キャッシュレス診療対応の有無などを一覧化し、紙でもスマホでも見られるようにしておくと安心です
スマホには、各病院の位置を地図アプリに入れておき、保険会社の24時間サポートデスクの電話番号も連絡先に登録しておきましょう

スマホが使えない場合に備えて、公衆電話からのかけ方もチェック!
私たちはいつも、東京海上日動の海外旅行保険に加入しています
提携病院のリストがあるので、毎回印刷しています

かかりつけ医で事前受診
少しでも体調に不安がある場合、かかりつけ医で受診しておくと安心です
特に持病がある場合は、英語の診断書や薬の説明書を準備し、病名だけでなく治療歴やアレルギー情報も記載されたものを用意するとさらに安心です
また、海外特有の流行病もあるため、必要に応じて予防接種も確認し、子どもの月齢によっては追加のワクチン接種についても医師に相談しましょう
さらに、解熱剤、胃腸薬、アレルギー薬、咳止めなど、旅行中に必要になりそうな常備薬を処方してもらうのもおすすめです
私たちの場合、医師に「旅行前で心配なので」と正直に伝えて薬を多めにもらい、旅行先でのトラブルに備えています
体調管理を徹底
疲れた状態での渡航はリスクが大きいため、旅行前の健康管理が大切です
私たちは、家族全員で出発1週間前から規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠を取るようにしています
普段通りの生活を維持し、無理な遠出や体調を崩しやすい行動を避けるように気をつけてます
万が一、出発直前に体調を崩した場合は、まずは冷静に航空会社の対応(変更・キャンセルポリシー)を確認し、無理せず調整しましょう
また、飛行機内の乾燥対策として、マスクや保湿剤を持参するのも良いです
健康な体調で家族全員が元気であることが、旅行を安心して楽しむための一番のポイントだと思います
旅行に持って行くもの
体調不良やケガに備えて私たちが持参していたものをご紹介します
体調不良の対策
- 体温計
- 解熱剤
- 冷却シート
- 胃腸薬(下痢止め・整腸剤)
- アレルギー用薬
- 咳止め
ケガ・キズの対策
- 絆創膏
- ガーゼ
- 包帯
- 消毒液
- キズ用軟膏
- ピンセット
- 爪切り
虫刺され・日焼け対策
- 虫除けスプレー
- 虫刺され薬
- 日焼け止め(子供用)
- 日焼け後ケアクリーム
その他便利アイテム
- 使い慣れた水筒(脱水予防)
- 目薬
- マスク
- 除菌ウェットティッシュ
- ビニール袋(ゴミ、汚れた衣類等)
- 使い捨て手袋(汚物用)
現地での対応
ここでは、現地で実際に子供が病気になったりケガをしてしまった時の対応について説明します
子供が体調不良になった場合
子供が急に体調を崩すと焦ってしまいますが、落ち着いて対応することが大切です
まず、症状をしっかり確認し、発熱の有無、呼吸の状態、意識レベルなどをチェックしましょう
その上で病院で受診する必要があると判断したら、海外旅行保険のサポートデスクに連絡し、提携病院を案内してもらうとスムーズです
また、宿泊しているホテルのフロントやツアーのスタッフさんなどに相談し、通訳のサポートや手配をお願いするのも一つの方法です
緊急時の対応
子供がケガをしたり、体調が急変したりして至急対応が必要になることも考えられます
そんな時、事前に対応方法を知っておくだけでも、落ち着いた行動につながるはずです
アメリカでは、緊急時には「911」に電話をかけます
英語が苦手でも、「My child is sick. (子どもが病気です)」や「My child is injured. (子どもがケガをしました)」などの簡単なフレーズは準備しておきましょう
住所や滞在先のホテル名を伝えられるようにしておくことも大切です
なお、宿泊しているホテルのフロントなどに相談し、通訳のサポートや手配をお願いするのも一つの方法です
英語で役立つフレーズ
海外で子どもがケガや病気になったときに役立つ英語フレーズを10個紹介します
緊急時に使えるフレーズ
- My child is sick. Can you help us?
(子どもが病気です。助けてもらえますか?) - My child has a fever of 38.0 degrees.
(子どもが38℃の熱を出しています。) - My child is injured. We need medical help.
(子どもがケガをしました。医療の助けが必要です。) - Can you call an ambulance?
(救急車を呼んでもらえますか?) - Where is the nearest hospital or clinic?
(一番近い病院やクリニックはどこですか?)
症状を伝えるフレーズ
- My child is vomiting and has diarrhea.
(子どもが嘔吐していて、下痢をしています。) - My child is having trouble breathing.
(子どもが息苦しそうにしています。) - My child has a rash and it is spreading.
(子どもに発疹が出て、広がっています。)
病院や薬に関するフレーズ
- My child has allergies to [allergen].
(子どもは[アレルギーの原因]にアレルギーがあります。) - Can I get medicine for my child?
(子ども用の薬をもらえますか?)
ハワイ特有の注意点
海外旅行の中でもハワイで注意するべき点をまとめました
脱水症状・熱中症
ハワイは一年中日差しが強く、子どもは脱水や熱中症になりやすいため注意が必要です
私たちも、持参した娘のお気に入りの水筒でこまめに水分補給をし、帽子やサングラスで直射日光を避けることを心がけています
また、子どもの肌はデリケートなので、ベビーカーのフードやおくるみを活用して、しっかりと日除け対策をしましょう
海・プールでの事故
ハワイの海やプールは楽しい反面、いつでも事故のリスクと隣り合わせで注意が必要です
アウラニディズニーでは無償でライフジャケットがレンタルできるので、私たちも娘に使わせて、常に近くで見守るようにしていました
また、万が一に備えてライフガードがいるビーチを選ぶことも大切です
波の強いエリアで遊ぶ際は無理をしないように注意しましょう
虫刺され・アレルギー反応
ワイキキの街中に蚊はあまりいませんが、その他の虫に刺されることがあるため、虫除け対策も準備しておくと安心です
山や木々の中に入る際は虫除けスプレーを使い、長時間屋外にいるときは肌の露出を控えることをおすすめします
万が一刺された場合は、冷やしたり薬を塗ったりして症状を抑えましょう
特に強いアレルギー反応(アナフィラキシー)が出た場合は、すぐに救急対応が必要になるため、早めに病院へ向かいましょう
体調管理のコツ
旅行先で体調を崩さないために、私たちは無理のないスケジュールを意識しています
詰め込みすぎず、休憩時には美味しいドーナツやコーヒーを楽しんだり、無料のカードラウンジを利用して、リラックスするようにしています
また、食事は衛生的なレストランを選び、生ものはできるだけ避けるようにしています
ハワイのレストランでは食べきれない分をテイクアウトできるところが多いですが、きちんと冷蔵庫にしまったり、翌日まで持ち越さないなど、食べ物の管理は徹底しましょう
その他、室内は冷房が強いことが多いため、外との温度差で体調を崩さないようにおくるみや羽織りものを持ち歩くのも大切です
最後に
いかがでしたでしょうか
ハワイ旅行を思い切り楽しむためには、事前の準備や体調管理がとても大切だと思います
この記事でこれから旅行をする皆さんの不安を少しでも和らげるお手伝いができたら嬉しいです
「娘と旅する。」では、ハワイ旅行に関する体験や役立つ情報をたくさん紹介しています
子連れ旅行のリアルな記録も多く載せているので、ぜひ参考にしてくださいね!
Mahalo!