【実録】Booking.comでホテル予約詐欺に遭った話|18万円騙された体験と返金までの全記録

こんにちは!
「娘と旅する。」のもいパパです
2024年ゴールデンウィーク直前、私たち家族は楽しみにしていたハワイ旅行の準備を進めていました
ところが、出発を目前にして18万円もの詐欺被害に遭うという信じられない出来事が発生しました
利用したのは、何度もお世話になっているBooking.com。信頼していたからこそ、疑うことなく騙されてしまったのです
この記事では、私たちが体験した詐欺の手口とその後の対応、そして返金までの道のりを記録しています
同じような被害を防ぐためのポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください
家族構成と予約状況|私たちのケース
- 30代共働き夫婦+1歳9ヶ月の娘
- ハワイの有名ホテルをBooking.comで予約
- 支払いはカードによる前払い(宿泊直前に決済予定)
- ベビーベッドなどのリクエストをサイト内チャットで事前にホテルとやり取り
⚠️このやり取りが、詐欺の入り口となりました
詐欺の手口|公式チャットに届いた偽メッセージ
旅行が近づいたある日、Booking.comのチャット機能を通じてホテルマネージャーからメッセージが届きました

内容を要約すると、「新しい予約ポリシーにより、クレジットカード認証が必要です。専用リンクから手続きを行ってください。一時的に予約金額が引き落とされますが、すぐに返金されます」といったもの
以前にベビーベッドの相談をした同じアカウントからの続きのやり取りだったため、まったく疑いませんでした
しかし、実際はなりすましの偽アカウント
「カード情報の登録をお願いします」と案内され、指定されたURLにアクセス
Booking.comとそっくりのデザインだったため、完全に信じ込んでカード情報を入力してしまいました
その結果、18万円が即時引き落とされてしまったのです
被害発覚後の対応|私たちがとった行動
1. Booking.comへ即連絡
チャットでのやり取りに違和感を感じた直後、Booking.comに問い合わせてホテルに確認をとったところ、「ホテルからそのような連絡はしていない」との返答
この時点で詐欺と確信し、すぐに対応を開始しました
2. 警察に相談
とりあえずお金を取られたという事実をもって、最寄りの警察署に出向き、被害状況を説明
結果として、被害届は作ってもらいませんでした
理由は二つ
- 海外の銀行に入金をしてしまった可能性が高く、追跡がほぼ不可能。被害を訴えても捕まえらえれない
- 被害届がなくても警察への相談記録を予約サイトに示せば補償の交渉に使える
正直お金が返ってくれば良いと思っているのであれば、相談記録でどうかと提案されました
そこで、被害届ではなく「被害相談」として受理してもらい、相談番号を発行してもらいました
3. カード会社に連絡
支払ってしまったカードの会社へ連絡して3点伝えました
- 利用停止を即依頼
- 被害状況を報告
- 二次被害防止のためカードを再発行
予約サイトに連絡するよう回答があり、カード会社による補償はありませんでした
4. Booking.comとの交渉と返金
Booking.comには被害直後から継続的に連絡を取り続けました
まず、Booking.comに対してホテルからのメッセージの真偽を確認してもらい、ホテル側が「そのようなメッセージは送っていない」と回答したことで、詐欺と確定しました
その後、今後の対応についてBooking.comから丁寧に指示を受け、カードの停止や警察への相談についてもアドバイスをもらいました
さらに、被害状況を詳細に説明しながら、チャットと電話で何度もやり取りを重ねました
その過程で、Booking.comは補償を約束してくれ、これが当時唯一の心の拠り所でした
最終的に、被害から約1ヶ月後、全額(18万円)をサイト内で利用可能なウォレットの形で返金してもらえました
このウォレットは銀行口座への送金も可能ですが、今回の旅行の支払いに利用しました
なお、警察から発行された「相談番号」は、Booking.com側から求められることはありませんでした
今だから言える反省点
ここではお金を盗られた原因を振り返りたいと思います。
サイト外の支払いは絶対に避ける
Booking.comのデザインを模倣した偽サイトに誘導され、そこで支払ってしまったのが最大のミス
「サイト外の支払いは御法度」が予約サイトの鉄則ですが、リンク先がBooking.comと全く同じデザイン(青と白を基調としたイメージ)になっていました
どんなに似ていても、サイト外URLに誘導された時点で疑うべきでした
チャットの口調の違いに気づけたはず
今回はハワイ旅行
本物のマネージャーは「Aloha」や「Warm regards」などハワイらしい挨拶を使っていましたが、偽物は「Dear Guest」など形式的で違和感がありました

この違いに気づくべきでした
デビットカードは即時引き落としで不利
被害に遭ったらすぐにカード会社に連絡し、支払いの実行を中断してもらうべきでした
今回はクレジットカードではなく、デビットカードで支払ったため、引き落としが即座に完了
クレジットカードであれば支払い停止交渉も可能だったかもしれないです

いずれにしてもカード会社にはすぐ連絡しましょう
同じ被害に遭わないために|4つのポイント
私たちが現在心がけている4つのポイントがこちらです
- 支払いは必ず予約サイト内で完結することを確認
- 不審なURLにはアクセスしない。特にチャット経由は注意
- 口調や文体の違いに敏感になる(翻訳文などにも注意)
- 少しでも違和感があれば、即予約サイトに確認を
まとめ|あなたは悪くない。騙されるのは誰でも起こりうる
いかがでしたでしょうか
詐欺に遭った直後は、頭が真っ白になりました
「自分が悪かったんだ」と自分を責める気持ちもありましたが、警察の方に言われた「あなたは悪くありません」という言葉に救われました
今、同じような不安や後悔を抱えてこの記事を読んでいる方がいたら、伝えたいです
あなたは悪くありません。冷静に対処すれば道は開けます!
どうかこの記事が、皆さんの安全な旅と心の安心につながれば幸いです
「娘と旅する。」ブログでは、家族旅行のリアルな体験を発信しています。これからも失敗談も含め、正直にお伝えしていきます
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね
それでは!