フランス
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子連れヨーロッパ旅行|もしもの体調不良・医療体制の準備ガイド

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もいちゃん家族
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こんにちは!

「娘と旅する。」のもいちゃん家族です

子連れでの海外旅行では、観光よりもまず「安心して休める」「すぐに診てもらえる」環境を整えておくことが大切です

特にフランスのように長時間移動や歩く日が多い旅では、子どもの体調が少しでも崩れると旅全体の流れが変わってしまいます

「元気そうだから大丈夫」と思っていても、現地で病院を探すのは本当に大変です

出発前に日本語や英語の通じる病院、利用できる保険、緊急時の連絡先を整理しておきましょう

ひとこと

今回、私たちのフランス旅行を元にご紹介しますが、海外旅行全てに通じるお話にしましたので、どなたでもぜひ参考にしてください

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事前にしておくこと

日本語の通じる病院をチェック

American Hospital of Paris
American Hospital of Paris

パリには日本語や英語が通じる医療機関がいくつかあります

代表的なのは「American Hospital of Paris

通訳対応があり、子どもの診察やケガ、体調不良などにも柔軟に対応してくれます

日本語サイトがあるのも安心ですね

在フランス日本大使館のウェブサイトにも、「日本語が通じる医師リスト」が掲載されています

宿泊予定エリアから近い場所をピン留めしておくと安心です

保険会社・クレジットカードの提携病院を調べる

海外旅行保険に加入している場合は、提携病院を事前に確認しておきましょう

現地でキャッシュレス診療(その場で支払い不要)ができる場合もあります

クレジットカードに付帯している保険を利用する場合も、補償内容を必ず確認してください

診察代の立て替えや、通訳費用の扱い、家族の付き添い費用など、細かい条件はカードによって異なります

子どもの体調不良にも対応できるか」を基準にチェックしておくと安心です

出発前にかかりつけ医に相談

わが家では、出発前に小児科で「海外に行く」と伝えて助言をもらっています

体調を崩しやすい季節や、気候の変化で熱を出すタイプの子なら、解熱剤や整腸剤をあらかじめ処方してもらえないか相談してみましょう

いざというとき「手持ちの薬で一晩しのげる」だけで、親の心の余裕がまるで違います

あくまで海外旅行は趣味。常識の範囲内で相談してみましょう

現地で体調が崩れたら

実際に現地で子どもが体調を崩してしまったら何をするか

事前に考えておくと焦らず適切に対処できます

無理をしない勇気を持つ

体調が悪そうなときは、スケジュールを変える勇気を持ちましょう

大人の旅なら「せっかくだから」と動ける場面でも、子ども連れでは回復が第一

予定をひとつ減らしてでも、ホテルで休む時間を優先して大丈夫です

病院に行くか迷ったら

少しでも不安なら、早めに受診を

熱や咳、下痢、嘔吐などは、現地の医師に診てもらう方が確実です

フランスでは“市販薬で様子を見る”より“医師の診察を受ける”文化が一般的なので、遠慮なく利用しましょう

最低限覚えておきたい英語・フランス語フレーズ

少しの単語でも、病院でのやりとりがぐっとスムーズになります

子どもに代わって親が伝える想定で、以下のとおりまとめました

日本語英語フランス語
子どものお腹が痛いですMy child has a stomach ache.Mon enfant a mal au ventre.
熱がありますMy child has a fever.Mon enfant a de la fièvre.
吐いてしまいましたHe/She has vomited.Il/Elle a vomi.
下痢がありますMy child has diarrhea.Mon enfant a la diarrhée.
怪我をしましたMy child is injured.Mon enfant est blessé.
病院に連れていきたいですI want to take my child to a hospital.Je veux emmener mon enfant à l’hôpital.
英語(日本語)を話せる医師はいますか?Is there a doctor who speaks English (Japanese)?Y a-t-il un médecin qui parle anglais (japonais) ?
薬の成分を確認したいですI’d like to check the ingredients of this medicine.Je voudrais vérifier la composition de ce médicament.

この表をスクリーンショットして、スマホに入れておくと便利です

いざというときの連絡先と基礎知識

緊急時の番号(フランス)

  • 112:EU共通の緊急通報番号(携帯からOK)
  • 15:医療(SAMU)
  • 17:警察
  • 18:消防

持参しておくもの

  • パスポートとコピー
  • 保険証券・クレジットカード(保険会社連絡先)
  • 子どもの健康情報メモ(既往症・薬の名前・アレルギー)
    →英語(仏語)訳あるとなおよし
  • 翻訳アプリをインストール(音声入力対応だと安心)

常備しておくと安心なもの

  • 解熱剤(座薬・シロップなど年齢に合わせて)
  • 整腸剤・下痢止め(医師に相談して処方)
  • 経口補水パウダー
  • 体温計
  • 冷却シート
  • 鼻吸い器・綿棒・ガーゼ(乳幼児用)
  • 保湿クリーム(乾燥対策)

大量に薬を持ち込む必要はありませんが、最低限“自分で判断できる範囲”の薬を持っておくだけで、安心感が違います

まとめ:安心は出発前に整えるもの

子連れでの海外旅行は、楽しさと同じくらい「予期せぬ体調トラブル」と隣り合わせです

安心は「現地でなんとかする」ものではなく、「出発前に整える」もの

日本語が通じる病院の場所、加入している保険の内容、緊急時の連絡先、そして持参する薬──
これらをあらかじめ整理しておくだけで、万が一の時も落ち着いて対応できます

旅先では「元気そうだから大丈夫」と思ってしまいがちですが、少しでも不安を感じたら無理をせず、スケジュールを変える勇気を持つことが、子どもを守るいちばんの行動です

そして、いざというときに慌てないために、スマホにフレーズ表や病院情報を保存しておくことも忘れずに

“備えあれば憂いなし”という言葉は、まさに子連れ旅のためにあるようなものです

体調不良を防ぐことはできなくても、困ったときにどう動けるかは、準備で変わります

この記事が、あなたのご家族の旅支度に少しでもお役に立てば嬉しいです

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もいちゃん家族
もいパパ、もいママ、もいちゃんの3人家族。共働きの30代。趣味は海外旅行、カメラ、ランニング、株式投資など。このブログでは海外旅行の体験や国内の子連れスポットをご紹介しています。
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